今回は、前回のアングリマーラの話を通して
鎌倉時代の『歎異抄(たんいしょう)』に教えられている内容です。

あなたはもし仕事の上司から、
違法行為にあたる指示を受けたらどうしますか?

最近は、そんなことがあればすぐに
インターネットに書き込まれて悪評が立つので
あまりないかと思いますが、
日本では断りにくい「空気」みたいなものが漂うので
かなり難しい状況になることも考えられます。

お釈迦さまの時代のアングリマーラなら、
師匠から人を100人殺してこいと言われて
困った末、本当にやってしまいました。

今回の『歎異抄』では、
親鸞聖人が、お弟子の唯円(ゆいねん)に
同じ指示をされます。

かなり苦しい状況に陥った唯円は、
「嫌です」とか
「それはちょっと……」とか
言わずに、うまく切り抜けます。

それを聞いて、
「あっ、こんな時はそんな答え方をすればいいのか
」
というのも一つの学びなんですが、
それで終わりではないんですね。

その唯円の答えを通して、
親鸞聖人が驚くべきことを教えられます。

そこが重要です。

これは『歎異抄』の13章なんですが、
もともと歎異抄は誤解されやすいですし、
ここは特に難しいところなので、
世間の解説書を読んでも
ほとんどは意味が分からない
ミステリアスなところです。

ところが、その意味が分かれば、
私たちが本当の幸せになる上で
とても重要なことが分かってきますし、
アングリマーラの正体も分かります。

それをビデオで分かりやすく解説しておきました。
ちなみに、今回からビデオ編集に少し新技術を導入してみました。

最初と最後が今まで違って
きらびやかな動きになりますので、
みてみて頂ければと思います。