緊急事態宣言が解除されたところも多いと思いますが、
これからいよいよ明るい方向へ向かっていくといいですね。
さて今回は、お釈迦さまのたくさんのお弟子の中で、
一番早く悟りを開けた人についてです。
これは結構有名な話で、戯曲にもなっていますし、
その音楽は、赤とんぼで有名な山田耕筰が作曲しています。
その、お釈迦さまの数あるお弟子の中でも、
一番早く悟りを開いたのは誰だったのでしょうか?
『般若心経』や『阿弥陀経』に出てくる
智慧第一の舎利弗(しゃりほつ)尊者!?
それともお盆のエピソードで有名な、
神通第一の目連尊者!?
お釈迦さまのお近くに25年間つかえて
その間の教えをICレコーダーのような
完璧な記憶力で覚えていた阿難尊者!?
いえいえ違います。
阿難尊者は何十年もかかったそうですし、
舎利弗や目連は早かったようですが、
一番ではありません。
お釈迦さまのたくさんのお弟子の中で
一番早かったのは、
アングリマーラです。
お釈迦さまにお会いして、
わずか数時間以内といわれます。
じゃあアングリマーラというのは
どんなにすごい人だったのかというと
驚くべきことに、
殺人鬼でした。
あるかわいそうな理由によって、
無差別大量殺人をひき起こしてしまった
若者です。
そんな殺人鬼が一番早く救われるところが
仏教の不思議なところですが、
一体どんなことがあったのでしょうか?
今回もビデオにしてみましたので
以下からみてみてください。
ブッダのお弟子になった連続殺人犯