里見浩太朗さん主演の映画
『なぜ生きる─蓮如上人と吉崎炎上』は、
もうご覧になられましたか?
映画の公開はたいてい2週間程度なので、
各地の映画館で終了するところもありますが、
相当人気があるようで、
期間を延長するところも多いようです。
先週公開された、関西や名古屋、九州の方からも、
すばらしいご感想をたくさんお寄せ頂きました。
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蓮如上人の声役である里見浩太朗さんはさすがの一言です。
アニメならの素晴らしい描写、ストーリーもさる事ながら
アニメ映画に惚れ直したあっという間の1時間と50分でした。
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映画、観てまいりました。やはりアニメにすると、
難しい仏教も、すんなり入ってくるかなと思いました。
しかし、過去に実際に、あのような出来事が
あったとは信じられない感じでした。
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最後のシーンは涙がとまりませんでした。
説法のシーンではぐっと引き込まれこのまま
アニメで説法を聴き続けられたら
無名の闇が晴れるような気がしました。
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人は信じるものがあると、変われるのだ
ということに感動しました。
そして妬みや嫉みの心が人の命を奪うこともある
という恐ろしさについても学ぶことができました。
とても感動的な映画でした。
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アニメだったことで役者の先入観がない分、
多くの人に伝わるかもしれません。
ラストがあまりにも衝撃的でした。
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血染めの教行信証は、今も在るとの事で
本当にあった事ですね。
これには、涙が出ました。
了顕さん仏教の教えを受ける前後で別人ですね。
感動しました。
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みなさん感動された方ばかりのようで、
尊いご感想をどうもありがとうございました。
今日から、いよいよ吉崎のある地元福井県でも
公開ですね。私は福井県福井市にしばらく住んでいたこともあります。
吉崎もいいところですね。
映画の途中、蓮如上人ご一行が
京都から吉崎へ向かって海沿いを旅しておられる場面は、
どうも福井県らしき美しい風景でした。
私は行ったことはないんですが、
あれは全国的に有名な「東尋坊」ですか?
夕日もきれいでした。
映画の中で、本光房了顕の美人の奥さんが
きれいな声で口ずさんでいる歌は、
親鸞聖人の「恩徳讃」という歌ですが、
「なぜ生きる」と直結しているので極めて重要です。
果てしなく遠い過去から
生まれ変わり死に変わりしても聞き難い
阿弥陀仏の本願に救われて、
未来永遠変わらない、生命の大歓喜を獲れば
どんな人も、死によっても崩れない
無碍の一道、絶対の幸福に生かされます。
それが恩徳讃の世界です。
最後は、あまりに感動的なので、
「何か感動したのは覚えてるけど、内容は忘れてしまった」
とならないように、
映画館で売っている映画のパンフレットもオススメです。
ほとんどの場面のカラーの絵に、シナリオがついて、
最後に解説まであります。
このブログの読者の方なら、きっと
映画館に行って、パンフレットだけ買って
帰ってきてもいいくらいのクオリティなので、
おそらく出血大サービスです。
福井県以外にも、北海道、岐阜、京都、広島などでも
公開が始まります。
岐阜や広島は住んでいたことがありますし、
京都や北海道にも、もちろん行ったことがあります。
懐かしいところばかりですね。
お近くの皆さんは、ぜひ見てみて下さい。
詳しいレビューは以下の
「生きる意味」のサイトにあります。
映画『なぜ生きる』レビュー