生きる意味を知るには、
実は3つのメインとなるポイントがあります。
それは、
1人生の意味・目的と手段の違い
2幸福の理論
3死の特徴と解決
の3つです。
その中でも、『生きる意味109』という本には、
特に、1の人生の意味と目的について
1~5章まで重点的にまとめまして、
第6章には、2の幸福の理論について
第7章には、3の死の特徴とその解決についてを
おさめてあります。
たとえば、お金でいえば、
幸福のパラドックス」といわれる
「高収入は幸福感と関係ない」という事実とか、
実際、日本でも経済的な豊かさが6倍になっても、
幸福感は変わらないとか、
個人では、年収が700万円に達すると、
幸福感は下がって行く研究報告とか、
知らないと、大変な遠回りをしてしまうのではないかと
心配になることが書いてあります。
3章には、生きる意味についてよくある7つの間違い
この7つの考え方から抜けられなかったけれども、
政治家や実業家として地位や名誉を手に入れたり、自己実現した、
豊臣秀吉や徳川家康、松下幸之助は幸せになれたのか。
世界的な芸術家、レオナルドダビンチや葛飾北斎はどうか。
ヨーロッパを席巻したナポレオンや、
世界的な成功をおさめたビートルズは幸せになれたのか。
後半には、
なぜそんな歴史上の天才達でも、
人間に生まれてよかったという喜びがなく、
後悔の人生に終わってしまうのか。
4章には、では「生きる意味」は、
一流の文学者や、心理学者、哲学者などは、
分かったのかどうか。
5章には、ハイデガーや、ユング、アインシュタインといった
仏教のすばらしさに驚いている二十世紀を代表する知識人たち。
6章では、その仏教に明らかにされている幸福の理論。
どうしてどんなに頑張っても
心からの安心も満足もないのか、
その理由が3つ分かります。
7章には、
私たちの人生に最も大きな影響を与える大問題である
死の大問題の3つの特徴ですね。
お金や財産、地位、名誉、
今まで人生かけて求めてきたものが、
最後、死んで行くときには、
どういうふうに感じるのか。
それを解決したら、どんな世界に出るのかが分かります。
これを知らないと、どんなに頑張っても幸せにはなれないので、
人生の大変な努力が、無駄になってしまいます。
このように、ステップバイステップで、理解を深めていって、
最後は、お釈迦さまが2600年前に明らかにされた
人生の最終解答を、知ることができます。
ぜひ一日もはやく
本当の生きる意味を知って頂きたいと思います。